2009年発売、十数年以上前のゲームでも、今プレイしても十二分に面白い。この名作を見逃さなくて本当によかった。
PS5で The Last of Us を再プレイするにあたって、同じくNaughty Dog制作でずっとプレイしていなかったアンチャーテッドシリーズを先にやっておこうと思った。1作目から始めたが、シリーズ第一作ということもあって問題点は多く、クリアしても特別な印象は残らなかった。しかし2作目をプレイして、ようやくこの「一代の名作」の価値が理解できた。
ストーリーは至って普通で、ハリウッドによくある、イケメン美女に悪役と謎の生物が登場する宝探し冒険劇だ。しかしゲームとしての銃撃戦と謎解き、そしてカットシーンのカメラワークと演技の質は一流だ。緩急の設計が特に秀逸で、銃撃・謎解き・クライミング・疾走の組み合わせが、映画級のカメラワークと音楽に乗って展開され、心地よい緊張感が続く。難易度もちょうどよく、常に新しい要素が現れるため、作業感もプレッシャーも感じない。前作のやや荒削りな設計と比べると、その差は一層際立つ。
アンチャーテッドのコンセプトはシンプルだ――映画で得られる体験をゲームに持ち込むこと。そして実際にそれを成し遂げている。プレイ時間はわずか10時間ほどだが、列車上での銃撃戦、雪山の断崖での命がけのクライミング、戦場での戦車との対峙、遺跡でのモンスターとの追いかけっこ——一切の無駄なく、壮大な冒険を余すことなく体験させてくれる。
名作映画は時代を超えるように、このゲームもまたアクションゲームの教科書だ。映画や動作ゲームが好きな人全員に勧めたい。

このような映画的な壮大なシーンが随所に溢れている