デス・ストランディング2にこんな機能がある。特定のボス戦で何度も死に続けると、復活時に「やった気になる」という選択肢が現れる。選ぶと、どうやって勝利したかを説明するナレーションが流れ、そのまま戦闘をスキップできる。
ゲームが発売されてしばらく経つが、ふとこの機能を思い出して、本当に画期的だなと感じた。「途中で難易度を下げたくないけど、スキップはしたい」というプレイヤーの気持ちを完全に理解している。Ghost of Tsushimaでも特定のボスにずっと勝てなくて、倒したいのにもう苦しみたくない、結局しぶしぶ難易度を下げてクリアした——今でも少し悔しさが残っている。
実際のところ、難易度を下げるのと意味は同じかもしれないし、正直に言えば「負けたくせに」ボタンなんだけど、ゲームをプレイすることは必ずしも自分の強さを証明するためではない。開発チームが用意してくれた機能なのだから、使っても問題ないだろう。小島監督が後ろからそっと肩を叩いて、「いいよ、やった気になろう。続きを楽しんで」と優しく言ってくれているような気がする。